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ま: ミーティングはじめます。初めて会う人もいると思うんで、自己紹介からお願いします。

五分後 自己紹介終わる
ま: 今日はみんながこうやって集まっている分校について考えようというミーティングなんですけど、まあ、気を楽にして、基本的にはタイジ君があまり分校の事をしゃべらない。分校がかかえてる問題とか、とりあえずそういうのを聞くのと、え〜なんだろ、ちびくろと分校の溝を埋めつつ、やっぱけっこう分校はちびくろが(内容的に)支えてる部分が大きいので、それプラス分校をこれから、なんとかならないかという方向を考えたいんだけど、分校は、持ち物は誰のものかっつうと、ちびくろのモノじゃないんで、そういう事務的(運営的部分で)、いつ壊すとか、二階建てにするとかっていう話は全く決められないので、メンタル的な部分とか、例えばお祭りとかをね、どうやってこうかとかしか決められないんだけど、そういう方向で、ちっとこう、ずいぶん(タイジ君とか、言いたい事が)たまってるようなので。
タ: ?…たまってんのかなぁ。
ま: …とかそういう事も含めて聞いて行こうという事で、ざっと(黒板の項目を指し)こんな感じでやって行こうと思います。…それでぇ、え〜、今年は結構(例年になく)ちびくろとかいろいろ人が来て、え〜っと、まあ、たくさん人が来たんだけど〜、じゃあ、それだけで、次へ繋がって行くかって言うと、なかなか、なんとも言えないところで、で、人がたくさん来ての問題点とかを露呈したところもあるんで、え〜っとね、今年、その、分校に来た人、ここ何年かの分校を見てて思う事を、あの、今まで我慢しててちょっと言えない事とかをざっくばらんに、言ってみて、『分校の現在』を把握したいなと、例えば、タイジ君からしたら、もっと(ちびくろの)学生はね、あの〜長く分校に居て欲しいとかあるかも知れないし、例えば図教だけじゃなくて、もっと来て欲しいとか、学生からしたら分校をもっとちゃんと管理して欲しいとかあるかもしんないし、あとオレからしたら、もっとたくさん人が来るようにして欲しいとか、もう言っちゃってるんだけど(笑)とかね、思ってる事を、じゃ、タイジ君最初に。じゃあ、今年思った事を
タ: 今年思った事?
ま: いろいろ来たじゃん?
タ: ん〜。図教はまず、ず〜っと居ないと分からない部分が、…もともと分かってたんで
ま: 今年、(管理人になって)初めて(期間中)全部居たっていう
タ: 僕は、いたり、いなかったり。う〜ん、いられてほんとに、準備から片付けまでやっぱ居ないと分からない所が多かった、という事はやっぱり活動する側の学生も準備(期間)から片付けまで居ないとやっぱりよくわからないんだろうと…、というのが、ね、感じたんで、でも、まあ、……うん、まあ、なんだかんだ言いつつ、ちびくろはね、一番分校に来てる人達だから、1年生であろうと2年生であろうと、……やっぱり、なんとか、やろうとするよね。当然と言うか、初めて来た人達って言うのは、なかなか把握ができないし、そういう意味で他の人達に対しては非常に苦労したので、…あとからいろいろな抗議を周囲から受けたりして、まあ、その抗議の内容はよくわかってないから出てきちゃうっていう抗議もあるんで、なかなか……逆に言えばそれは、…ほんのちょっと、ささいな事で、「なんだ、そういう事だったんだっぺ」っていう感じで、なんか、常に、話が分かれた事では……そんな感じかな。
ま: (今の話には)全く具体的な事は一つも言われなかったんだけど(笑)
タ: な〜んっつったら、いいすかね。まあ…
ま: じゃあ、(ちびくろ)一年生に聞いてみよう。どうでした、一年生。いいよ率直でいいよ、眠かったとかそんな、なんでもいいよ
も: 眠かった(笑)
ま: はい、眠かった(笑)
まっ: なんか、体力的にちょっとついて行けなくて、自分が体力ないだけなのかも知れないけど、もうちょっと時間の余裕だ持てたらなあ、っていうのが、ちょっと自分の中で。
ま: それは、どこか段取りが悪かったのか、もう、(そういう状況を)受け入れざるを得ない状況なのか。一年生から見て、その図工教室はハードルが多かったのか、例えば、覚える事が多かったとか。ハッキリしない事が多かったとか。命令系統がはっきりしないとか。

タ: どうですか、一番長く居たのは彼女(もけけ)ですから。
も: 長くいたから、私は生活はつかみやすかった…
タ: 一番最初っから、一番最後までいた。
も: うん。…途中から子供と一緒に(分校に)来たら、難しくないかなあ、と思ったけど。
イ: 途中は確かに難しい。私は途中から来たから、ついて行けなかった(笑)
タ: う〜ん。
まっ: あっ、なんか、ちょっと、ひっかかってた事があって〜、言えなかった事なんだけど、
タ: えっ、ヤベぇ(ちょっとびびる)
まっ: いや、そんな。あの〜、食当の時に、えっと、なんだろ、前日のミーティングの時で、「明日は学生が何人、子供が何人。っていうのは、言ってもらえると食当でスムーズに行くかな、っていうのがあって、で、ちょっとそれは気になった。
ま: 後で言われても買い出し終わってるからねぇ。そういう部分で、(一年生には見えない)フォローがタイジくん含め、周りからあった?何かやらかしてから言われる事が多かったとか。
まっ: え、なんか、パニクってたからよくわかんない(笑)
ま: そうか。じゃあ、他に思った事。特に一年生に聞きたいんだけど。やっぱ2年生以上は「こんなもんか」と受け入れちゃってる部分があるわけ、やっぱ。分校で例えば、地べたで御飯食べること事態、ほんとはいけない事…かもしれないっていうか?社会的には。便宜上、しょうがなくやってるから、言えなかったり、一年生から見て、「オイオイ!」って思う事っていうのが、あれば、ほんとに初期衝動的なモノでいいよ。さっきの「眠い」とかそういう単純な事で。布団が汚いとか、とてもこんな合宿ができる環境じゃないとか…。

ま: そんな難しく考えなくていいよ。御飯もあんま、おいしいと思わなかったしな。
タ: 俺は、でも今年は(御飯は)うまかったよ。楽しくやってたし
ま: そういうの考えると、一年生すげ〜なって、
タ: 一年生すげ〜がんばってたよ。凄まじいパワーだったよ。
ま: そんでな、部会とか噛み合ってね〜のに、よく理解できんなとか思ってた(笑)
タ: みんな流されずによくやったよ。
ま: そのくらいやらざるを得ないのもあったのかもしんないけど、なんかそこで疑問に思った事とかがあったら、そこの、慣れちゃうと、どんどん固まっていっちゃうから、
タ: 僕はね、図工教室って形の中で、こう、こういう場所でやりながら。子供〜っと関わるっていう中で、なんか、どうやって関わるか、って、そういう関わり方をしようっていうような、そういう〜ようなモノは自然に伝わって来たモノなのかなと思っていたの、そういうモノは少し曖昧になってきてる
ま: (伝わるってのは)受け継がれるって事ね?
タ: だから、そういう言葉では伝えられないモノだと思っていた。その辺がね、非常に曖昧になっていたような気がして、それが…なんか、
ま: 例えば?
タ: まぁ〜、班の名前で言うと、分かりにくいのかもしれないけど、ワカタケ班や、ジバシリ班などが苦労していたのはそういう所ではないかなぁ、という気がするんだ。…ジバシリとかお泊まりの日とか辛そうだったもんな
も: 辛かった
タ: (苦笑)辛かったっしょ、あれは、…どこが辛い?
も: 前の日、休んでたけど…辛かった
タ: どこが辛いの?なんか…
も: あんましね、子供達が自主的にやりたがんなかった。
タ: ひとえに…基地を作って遊ぶという臨場感は彼らにはなかった。
も: なかった
タ: そこはね、非常に、これは大変だと
も: どういう風にしたら子供達も学生も楽しく遊べたのかな〜っていうのが、…気になってる。
ま: 事前の話合いとががなかったの?
タ: いや、事前にはいろいろ考えていたけれど、あらゆる秘策を考えていたんだけど
ま: はじまったらド〜ンって?
タ: う〜んとね、それはね、考えたんだけれども、表面的な事を考え過ぎたんだと思うんだ。どういう事をやろうとか、…いや、それはいいんだけれども、…もっとなんかね、もっと自分の遊びの範疇(はんちゅう)をよーく分かってた方が、もっと自分の事を見つめた方がよかったんではないかな〜という気がする。「おれはこういう事して楽しんでる」…なんかね、背伸びしすぎちゃったんじゃないかな、お金も使えるし、場所もあるし、いろいろできるんだけども、それにちょっと、ま、頼っちゃったわけじゃないんだろうけど、あの〜、もっと、なんていうかな、…その〜、「遊ぶ」ってどんなもんだったかな〜って、子供の頃に遊ぶ時ってさ、些細(ささい)な事で遊ぶじゃん、ドラム缶一個あったら、もうそこからなんか壮大に拡がってってさ、でも小さい頃やるとそれは壮大に拡がらないイメージだけで終わってしまって、ドラム缶転がして終わってしまったとか、それで満足したりするんだけど、図工教室だとそのなんか転がってるドラム缶を、それこそなんか、それを使って凄いモノが作れたりするかもしれないっていう空間だと思うんだな、図工教室は。…俺はね。そういうのが発展の仕方っていいうか。たいしてね、お金もモノもなくてもね、自分の持ってる遊びの範疇でいくらでも行けると思うんだけどね。
ま: タイジ君、(話が)出てくるなぁ。具体的な方がいいな、もうちょっと。ちょっと難しいよ、最初の話としては
タ: 難しい?
ま: ちょっと待ってね(考え中)

ま: だから〜、じゃあ、例えばね、えーっと。図工教室っていうかちびくろもそうだけど、じゃあ、(参加者を)小学生に限定してる事には疑問は持たなかった?
タ: …疑問を持つのは大変だろ。
ま: でしょ。だから、そういうところで、そういうレベルで見て、気になるところをボコボコね、う〜ん、そういうの流して行くとね、なんかね、俺は、見直した方がいいんじゃね〜っていう、ことが、けっこうあるんですよ。ね。うん。
タ: 常にね。
ま: 見直した方が、具体的になんか、あ〜、た〜と〜え〜ば〜さ〜、
タ: そう、分かりやすく言うと、慣例なんてものはないのに、ありもしない慣例に捕われ過ぎて辛そうだった、去年とかも凄く辛そうだった。
ま: こうしなきゃいけないみたいなのは〜
タ: 今年はやっぱり、ね、その〜、初めての人が多かったから〜、慣例ってモノに従うというか…たいして慣例ないんだけど、でも、実際はそれは慣例ではなかったんだけど。実は。
ま: なんでそんな事、忠実に守ってんだろって、事があって。それこそね。ジョンファンね〜。
カ: う〜ん、なんか思い浮かぶ例があるの?
ア: う〜ん、ていうか、なんかもっと、なんか、子供がいるわけで、子供が中心なわけで、だから、もっと子供に自主性を持たせるというか、例えば、なんだろ、学生がなんかしている、って程でもなくて、なんかしようよっていう程度の事でさえ、言わないと、子供はしないっていうのが印象受けた。うん、だから、ほんとに、なんだろ、祭りの準備とかで学生がそれこそやぐら立てたりとか、ステージ作ったりとかして、手が子供にまでまわんない時に、…子供は、まあ、勝手に遊んでるんだけども、それでいいのかなって、思ったりもして、もっとその、子供が自主的に祭りの準備に加わるような、気持ちにさせる、といいと思ったし。あと、まあ、ちょっと危険っていうのもあるんだろうけど、料理からして完全に学生がやっちゃってるのは、もう少しなんか配慮しつつ子供も参加させてあげていいんじゃないかなって思ったし。うん。
ま: そうね、子供も学生も僕から見ると何しに来てんのかわかんなかったってのがあって、だから例えば班活動をカッチリやりに来てる割には、どーもこう、わらわらしてて、う〜ん、でもまあそれでも、一日何か集中してするってのは難しいから、特にその新しいメンツもいるわけだから、ある程度しょうがないと思ったけど、そこに対してだから、上級生もいきあたりばったりだったような雰囲気を聞くと、それは違うだろ、って。それでね、さっき言ったみたいにね「ちびくろはこういうもんか」みたいにとられると、非常にマイナスでって、ダメなんだよね。だから、(期間中に)感じた事をなにか形にしていくというか、タムタムとかみたいにいろいろぶつけてくるとか。
タ: こんな事言ってはあれかもしれないけどタムタムは、やってみて、成功したのはそれでいいんだけど、挫折するなら、しないとわからないっていうのは思った。。。すげ〜勢いはあって、ま〜何を言っても聞かんだろというのが俺はあったから、いろいろ始まる前に「これもあるよ、こういうのもあるよ」と、いう話はしたんだ。で、車輪の試作とかも一緒にやったりもしたんだけど「これは難しくてできん!」て言うんで、それは結局ナシになったんだけど…。

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