■造形教育研究会「アトリエちびくろ」
武蔵野美術大学のサークルで、中には他大学のから噂を聞きつけて参加する人もいる。
主に小平市にある大学周辺の小学生の参加を募り、年間を通して行っている活動はだいたい年10回ほど。もとは「美術教諭」になるための研究サークルとして発足。学校教育にかなり近いカリキュラムを組んで毎週のように子供を集め活動をしていたようだ。
現在は日曜日や祝祭日を利用して美術・図工的なものから、大学キャンパスを利用してのオリエンテーリングや、子供達と作った粘土を大きな穴を掘って焼く「野焼き」や、クリスマス会、大学の芸術祭への参加などバラエティーに富んだ活動をしている。卒業生のなかには教育関係へ進む人も多く、在学中からも障害者施設への参加・協力などをしている人もいる。
岩間第一分校を使うようになったのは、岩間町にアトリエを持つ同大学教授・村上曉郎氏の勧めで、「東京の子供と地方の子供の違いを研究してみては?」という事だったらしい。人数や活動規模の拡大に伴い分校を使わせてもらうようになり、現在は春と夏の2回図工教室を行っている。参加者は学生約20名、夏では小学生は80名ほどになり、計100名程で2週間近い活動を行っている。
>アトリエちびくろHP
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