さまざまな活動

展覧会
 絵画、陶芸、俳句、音楽、映像、写真、彫刻など、さまざまな作家もあつまる分校ならではの展覧会を「よさっぺ展」「BUNKO ART FES」と行い交流してきました。会場作りからイベントなどもいろいろな人の協力で成功させる事ができました。

造形教育
 武蔵野美術大学のサークル、造型教育研究会「アトリエちびくろ」が春と夏に主に東京と地元岩間町の小学生を集めて「図工教室」を行っている。内容は「工作」や「美術」の枠を超え、わらや竹などで「小屋」を作ったり、絵本、キャンプ、ダンス・パフォーマンス、楽器作り、釣りなど、さまざま。2週間にも及ぶ合宿生活で、50人分の炊事や、ドラム缶のお風呂など環境を活かした活動を行っている。
 ちびくろの他にも子供向け、時には大人も交えたワークショップとして、染め物や粘土などのイベントも開催されてきた。

陶芸
 焼き物の「窯(かま)」があり、またとなり町が笠間焼きの笠間市という事もあり、行われてきた。分校で使われている食器の大半はここで焼いた器を使っている。そういう環境を使ってここで陶芸教室も開かれていたこともありました。

絵画教室
 前管理人、谷本雄太氏が絵を習いたいという人を募って油絵を主に教室を開いた。分校にあるいろいろな物をモチーフにしたり豊富な資料、広い空間を利用してゆったりとした雰囲気で、お母さん方の趣味の場として毎週開かれていた。

運動場
 地元の方々がクロッケー場として利用したり、少年ソフトボールチームの練習場や子供会のハイキングの休憩所などで利用されたりしています。

お祭り
 夏は主に「図工教室」の一環として、地元に伝わる盆踊り「ちりから」を踊りの先生を招いたり、やぐらを組み太鼓も借りてきてそこにいるみんなで踊ります。春祭りは、はじめは分校を支えてくれている方々や、地元の人々への感謝の意味で始まったようで、もちつきや、分校カレンダーの販売、ダンス教室の発表会なども行われました。

分校カレンダー
 美術作家の集まるのを活かして、版画などで手作りのカレンダーを作り分校の近所のお宅へ配ったり、お祭りで販売してきました。手作りならではの味と、ユニークなデザインがなかなか好評で、現在はアトリエちびくろの学生を中心に「ちびくろカレンダー」へと変わり、春のお祭りなどで販売されると思います。