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休憩中………断片的にしゃべる。
も: そーだ、私思ったのは、(子供が)絶対子供部屋で寝なきゃいけないのかなっって。
カ: そんなん全然!
タ: いいなあ、(活動中)寝ようと思って、寝るなんて、(自分は)朝起きたら、ねんど部屋だったとか…
も: 違うー。ねんど部屋はね、(期間中は工具とかもあるから)子供入れちゃだめだと思うけど、大部屋ぐらいだったらいいんじゃないかなって思った。

タ: …就職してからね、やっぱここは凄いと思った…。学校を出る前には…、何が面白いかわからないけど、ん〜…ハッキリはしてなかった。…今年、思ったのは、世の中には、「正しいと思える事」や「真実」と言えるのはたくさんあるんだけれども、どーも、でも、うさんくさいんだけど、とりあえず、信じるほかない。のだけど、ココにあるものは、うさんくさいものが真実だったなと。ここに何かあるよ。
ま: 『ここになにかある!』?いいこと言ってますよ〜、みんな聞いてます?
カ: おうっ!なんかあるよ〜。
あ: 勢いだけで…。
ま: はい、これ、名言。それは、いつ思った?
タ: これはね、電車に乗っててTBSラジオ聞いてて思った。就職して一年目ぐらい…(詳しく話してるけど中略)…世の中、そんなにわかりやすく出来てるのかよと、実に表面的じゃないかと思ったんだ。…なんか、ほんとは、みんな真実をわかっているんだけども、わかってるけどー!それは、なんか、まあ、さしおいて、とりあえずおいておいてー、「こうじゃん!」て思いこんでる。んではないかな〜という気がした。
ま: たいじくんから見て、それ(その何か)はまだあった?
タ: ん〜、ある気がするんだよね。やっぱりー、ここに来て、ハマってく人達がいる限りは、ここに来て、その、仕事する事しか考えられないばっかりになったら終わりかなと…。
タ: ロミオはなんか、(いい事言って)決めてくれそうだな〜、簡潔明解で8文字くらいで…。
ロ: ははは。
タ: (今年の)あの〜箸を持てない子の名前なんだっけ、一緒に最初の夕御飯で円卓囲んで、んで〜、足投げ出してて、注意しても「知らねえよ」みたいな感じで、
も: すごい機嫌悪かった。
タ: そう、すごい、機嫌悪そうにしてても、みんな(学生)元気だったから、必死んなってみんな集まってさ、説得してたじゃん?もりもりとか、ジュリーとか集まって。そうすると、ますます言うこと聞かなくて、…もう、何も喋らなくなっちゃって。しばらく見てたんけど。あまりにもヒートアップしてきたから、「まあ、今日はいいじゃん。」って出てったんだけど。まあ、その彼は、その時点では、そのー、すごく緊張してたんだと思う、どうしていいかわからないで、その事で悩んでたんじゃないかな〜、でも、それはね、言葉では態度ではなかなか表現できなかったのかもしれい。言葉では。「辛いんだよ俺」って、だからそれは、なんか「あ"〜ん?」という態度に出てたと、俺は思ったから、
「まあ、今日はいいじゃん?」って、言ってあげたんだけど。実際、彼はだんだん慣れていったんだけど

休憩終わる。
ま: はい、じゃあー、ナジー。
ナ: なんでしたっけ?
ま: 分校が…
ナ: …魅力…
ま: ナジーがさ、岩間町がこう、はじからはじまであるのに、分校に来てくれる、…来てくれるというと変だけど、来る、、理由。ピアノがあるからとかじゃないよね?(笑)若い女の子がいるからとか。
ナ: あ〜ま〜、それもありますよ。いや、ま、でも。あの〜、暇があるからってのは大きいですね。
タ: ナジー前に、言ってたじゃん「他に集まりたい場所がないって」
ナ: はははは。それはあった。あった。あったって言うか、まあ、その、こういう、こういうって言っていいのかわかんないけど、、、町のとか、公共のとか施設みたいなところで、特別行きたいところってない。ココと、あとは、体育館でこう、運動やりに行くぐらいいしか。
ま: それでもひかれる理由でなんなん?待遇いいわけじゃないじゃん?「ナジーこれやって」とかやらされる事とか多いし、どっちかっつうと。車だしてーとか。
ナ: あー。あ、でもその。今年は2、3日ふらっと、夜、ちらっと、来ただけなんで、特別…。ん〜、どうだったって言うのはないんですけど(笑)去年あたりとかは、こう、春とかけっこう顔出してても、…けっこう楽しんでましたよ。自分で特別、図工教室に参加して何か作るぞってわけじゃないけど、こう、学生さん達とちょっと話たいとか…。
ま: なるほど。そういう感覚。近所のおばちゃん達がココを覗いていくのと一緒かな。
ナ: たまたま来てしまうというのは、すごくある、っていうか。例えば今までだって同じような、ま、やってる人は違うんでしょうけど、図工教室っていうのを、美術大学の学生さんが中心になって、岩間町の子供達とか、相手に、ここで何かやってるってのは知ってましたけど、…ま、だからといって、来るっていうあれもなかったです。…………あのね、なんだろ。ちょっと偉そうな事を言いたいっていうか(笑)そんな気持ちがあるのかもしれない
カ: ぅはっ!(カンタなぜかやたらウケる。)
ま: 「岩間町をナメんなよ?」みたいな?
ナ: わかんない、そういうつまんない考えがあるかも(笑)あまりアテにしないで下さい。
ま: (岩間が地元の)ナジーからしたら、うちらが客なのに、不思議な関係だよね。
ナ: あ、でも、そういう面白さみたいなのはあるかも知んないですよ、ココ来て、地域っていうか、近所で見なれてる場所なんだけど、「すみません、失礼します〜」みたいな(笑)

爆笑
タ: うん、わけのわからない公共施設だよ。(ここに住んでても)俺の家にはなりきらないし、まったくね。よーく見てみると、なんて生活しづらい場所なんだとか思うしね。
う: でも、台所回りすごいきれいだよね。
タ: あそこはカギがかからないから、冷蔵庫のモノがいつなくなっててもわかんない!
う: でも、あそこがあんなにきれいな状態を見たのは初めて…
タ: そんなにきれいかなぁ〜。
ま: ん、まあ、分校で一人で居る時の割にはきれいだと思う。…何もしてない、ゴハンもちゃんと食べてないっていうのもある!
タ: 失礼なっ!それ前に、二中にも言われたんだよ。さんざんきれいにがんばってんのに「タイジくん何にもしてない」って、、、それじゃ、もっと汚い方がいいのかよ、ってがくぜんとしたもん。
う: きれいだよ、
ま: じゃー、ナジーはオーケー。俺はわかったけど。あとでまた…。はい、次、ジョンファン。分校シック重症だったアンジョンファン!
ア: う〜ん。そうね〜。
ロ: 最後、胴上げされちゃったもんね。
ア: …ほんと、あれだけしか、居れなかったのに、うん、その後、、3日、4日はあと引いて何もできなかった。…なんだろうなぁ…やっぱ、なんか、分校っていうか、ちびくろ(の話)になっちゃうけど、…うん。特別な、関係性が、人間関係は。例えとして、前にはロミオとちょっと話したんだけど、名前が変わっちゃうっていうのがかなり、それは、学校での活動でもあるわけだけど…
タ: いいよな、名前が変わって…おれ変わんねえよ。
ア: そう、名前が変わって、さらにその変わった名前で生活までしてしまう、この習性は、凄いなあって、思って。
ま: (変わった名前)それを受け入れてる自分が居てね、
ア: そうそうそう(笑)
ま: 平気で答えてたり
ア: うん。『アンジョン』て呼ばれるのに何の違和感もない。
ま: (呼ばれて)「なにっ!」とかって普通に答えて。
ア: うん。そう、「千と千尋の神隠し」を例にとっちゃうんだけど、あれって名前が取られちゃうわけじゃん、名前が変わっちゃうわけじゃん。それと似たような感覚かな…。
カ: ちび以外でその名前とかなかなか使えないもんね。うふふ。
タ: むさびで「わかだんな!」とか呼んでも答えてくれなかったもん。
ナ: なんかそれ、すごいおもしろそうですね、いいなぁ〜。

爆笑。
ま: 違う名前がいい?
ナ: あ、ちょっと(笑)
ま: じゃあ、後で、ナジーの名前かんがえようぜ、
は: はるかも考えて欲し〜。
ま: はいはいはい。
は: はるかなぜか、「ぶんぶん」て呼ばれてたんだけど、夏だとハエっぽいからやめた。
ま: (黒板に書きながら)ナジーとはるかのちびネームを考える…と。
ロ: ちびネームという…魔法。。。
ま: じゃ、次はロミオでいいのかな?ロミオさん。
ロ: 俺もたぶん、ちびに入った理由の一つは、たぶん、名前もあったし、…それってなんか、新しい何かが…。別のね、スイッチを…っつうか。でも、それはそれでいいとして。なんか俺は凄い、図教もすごい面白いと思ってたんだけど〜、なんか面白い理由がよくわかんないんだよね。子供と四六時中一緒に居るってのもあるし、普段できない…
タ: よく、わかんないんだよね。
ロ: …事をやってるから、ってのもあるだろうし〜。けど、なんか、…すごい考えればわかるんだろうと、思うけど、それを見つけると、なんか、「なんだ、こんな事か」と思って、逆に面白くなくなっちゃいそうだから、俺は、分校は分校で、いいと思ってて、活動は活動でいいと思うし、図教は図教でなんか特別な場所で、すごい、そこで楽しけりゃいいと、思ってて〜だからこそ、なんか、わけのわかんないルールとかもあるけど〜(笑)
ま: いつもロミオ、すみっこでつまんなそーな顔してるよね、でも実はすげー面白かったんだ(笑)
タ: 春は来なかったよね?
ロ: 春は予定があったんですよ、つばさと旅行。そうなった「今年どうしよっか?」っていう話になる理由の一つには、そういうわけのわかんないルールがあって、今年来て、こないだ、おれ、もう、二人打ち上げみたいのやったけど、そん時に話になったのも〜、なんかもっと、「分校ってさ〜自由な場所でいいんじゃねえの?」って言ってて、俺らは。なんかちょっと、…でもそれがなくなるとつまんないのかなぁ、そういうのがあるからいいのかなぁ……
タ: そういうのって?
ロ: そういう、普段、束縛されない事に束縛されるっていうのは…
タ: ん〜でもね、そういうのは、表裏一体で、どっか束縛するとどっか自由になったりとか、どっか自由になるとどっか束縛されたりするものだから〜、全部自由にはなかなかならない。
ま: 俺なんかは、そういうの自分で決めたかった、朝何時起きとかね?始めから決まってる事のごとく『6時』とか言われてもね、「俺、朝飯なしでもいいよ」って。
ロ: なんかね、そういうルールの話からつながってくるんだけど…。ルールを自分達で決めてないでしょ?で、引き継いでルールを決めてるから、逆にそれにとらわれちゃうって事があって、そうやって、このあいだも、もめたけど〜。…ああいう話とかがあって〜。なんでいきなり外部から来た人にそういう事、指摘されて、そういう風になるの?だって、あいつもう来てないでしょ?…っていう事とかがあったから、それは、ほんとにもう「おかしい」ですよ。
タ: その〜、常識論を出されると、難しくなる、っていうか悩んじゃうよね。あの人達が出して来たのは常識論じゃん、言ってる事は。「常識的に考えるとこうじゃないの?」って、責められると、、、ちょっと、と、思ってしまう…。

…沈黙… 省略。

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