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ま: じゃあ、もう一回、(ここにいる)全員に質問しよう。分校含め、図工教室、じゃない(笑)図工教室含め、分校には、「何をしに来て、何が楽しい」と思った、思うか。を、具体的に言ってみよう。僕はね、ちびくろとかが凄いと思ったのは、子供と、こういうスペースがあって、何でもやっていいというのが凄い魅力だったから、(ちびくろの)部長もやりたかったし、(図教で)お泊まりをなくした事もあったり、何でもできると思ったんで、、、で、当時、先輩のいう通りやってくのは正直言って凄くつまらなかったから、子供がなんかわらわらしてたしね、なんか子供がやりたいのに、きっかけをあげられないちびくろが凄く嫌いで、そりゃ、なかなか100人とかまとめるのは大変なんだけど、グループごとにわけるとかね、なんか工夫が足りないというかね、どっかその学生側の歩み寄りがこれぐらいで、子供がこれくらい歩み寄らないと、(活動の)一日何もしないで終わってしまうようなところがあるじゃん。…その辺のなんか、全員のケアはできないんだけど、ある程度、もうちょっと、せっかっくここへ来てるんだから、…そう、俺が図工教室やってる時は、子供の夏休みをとってるわけだから、最高の夏休みにしないと重罪だと思ってたの、子供の夏休みってのは貴重ですからねぇ。遊ぶの宿題っすから(笑)
タ: そう、…一年経ったら、まるで違うんだよね。今年行けなかったから、来年行けばいいって問題でも…
ま: ない!その年しかない
タ: まったく違うから。
ま: ま〜、俺がそういう風に思いながらも、ま、失敗とかしまくってたのはうりちゃんとかはよく知ってるんだけど(笑)ま、そういう風に思ってました。じゃ、たいじさん、次、お願いします。分校と図工教室の魅力というか。
た: テーマを決められると難しいなぁ…。
ま: いや、だから、そんで「何しに来てる」ってとこにつながってくるのよ。だから、(分校の)生活が楽しいとかって思う人もいるわけでしょ?そういう、ここに来て「巻き込まれたい」的部分の、自分としては目的がなかったりする人もいると思うんだけど、凄く、でもそれがお互い見えないから関わりが薄いというか、「これやろう!」って言った時に乗ってこないとか、「うん?何しに来てるんだろ」って。
タ: …今の図工教室の形は、まさとよがね壊しちゃってから、困ってる状態だと思うんだよね。今、(現役で)来てる人は、まさとよを知らないけど、知らなくても影響しちゃってるんだよ。それ(まさとよ)以前ていうのは、その、毎年、班ていうのは決まってて、「草木染め班」と「小屋班」と「やきもの班」と、あとは自由な班がなんかあって、そんなもんしかなかったんだ、だから、図工教室のミーティングなんていうのは、学校(むさび)でやるやつね、学校でやるやつは、「草木染め班ってじゃあ、今年は誰がやりますか、小屋班は誰がやる、」っていうような感じだったので。さして、だから同じようなノウハウでやっていたし、部会で話したり、試作でやる事なんで、「大丈夫、試作なんてこうすればいいんだから、小屋なんでこう作ればいいんだから」ぐらいで終わっていたので、真面目に試作をやるなんて事はなかった。。。「そんでいいんですか?」と先輩達を見ながら。で、やると「あぁ、なるほどね」って覚えてまたやる。…だからある意味変わらなかった、そのかわり、作るものはたいした事なかったんだけど、そのかわりに、その、ちびくろって、呼び捨てで呼び合ったりするから、そういう意味で「つきあい」ってのが面白かったっていう。だから「図工教室」なんていう名前ではあったけど、実際やっていた事は「分校で楽しん…、分校で生活する事を楽しんだりだとか、子供となんか、呼び捨てみたいな感じでつきあってみたりっていう、そういうところが面白くって、モノを作ったり何かをやったりっていう事自体はなんか、副産物的なものだったな。…うん。…だったね、僕の頃は。
ま: ん、そっちの方がフィーチャーされてたよね、「分校が」面白いっていう。
タ: だから「図工教室」っていう名前がよくないんじゃないかと、俺は当時思ってたぐらいで…。「ぜんぜん図教じゃないじゃん!」「何やってんだよ。」って。…思ってたぐらいだったので。その、まさとよが何を思って、いろいろな事を始めたのかは分からないのだけれど…。だから、班の名前なんてのは「草木染め班」か、「小屋班」か、「つち班」か、あと何か変な名前の班だけだったの。変な事ができる班は一つしかなかった(笑)
みんな: ははは。
タ: だからその班が「ダンス班」だとか「忍者班」だったんだけどね、なんかいろいろあったんだけど。……それが今は…、その〜、一つの班の名前がスゲー長くなったりってのは、去年けっこう極地だった。「それいけタケシ、夏のおかずはなんですか班」とか。やり過ぎてたってのはあったけど、…その最大の、最初の要因はけっこうまさとよがいじくりまわしたんで(笑)。そうなっちゃった面が。
………だから、そ、こから、脱却できないで悩んでるような状態なんじゃないかな。
ま: ん〜、難しいもんね、
タ: だから、実は、その頃に、粘土やったり、小屋や建てたり、草木染めやったりっていうノウハウを実は、消えてしまったんだよね。

ま: じゃ、もう一つ、踏み込んで。たいじさんの思う、ここの魅力ってのを。
タ: う〜〜〜ん。なんだろうね。魅力…かどうこうっていうのは、いつもなんか、議題になったり論議になったりするんだけども、結局個人個人の中で…感じてるもので…
ま: いや、だから、たいじくんの感じる(その個人的な)魅力ってのを…、思ってるのを
タ: おれの魅力か。う〜ん。それは結局自分の中のなんか悩みだったり、考えてる事だったりするから、万人に言える事では…
ま: はい。じゃ、次、うりちゃん。「なぜ、ここに足を運ぶか。」
う: ほんとに(今日は)野次馬気分で来ちゃったんだけど(笑)…でもなんか今の話を聞いてたらさ、まさとよ過渡期みたいな状態になってるけど、私も実際、まさとよが部長の時に(ちびくろに)入ったからさ、だから、まさとよ以前のちびくろは知らなくて、ただ、私から見たまさとよっていうのが「ワンマン部長」。一人で全部決めて、で、周りがそれについていくような、感じだった。私が入った当初。それで、私はまさとよの次に部長になったんだけど、その時思ったのが、「まさとよみたいに一人で全部決めるやり方じゃなくて、まぁ、いろんな人の、普段意見言わない人とかからも、こう、なんとかどんな考え方なのか、聞いて、それでみんなでまとめてから、何か実行に移したいっていうふうに思ってたのね。ただそれが(笑)、なんか、ぜんぜん上手くいかなくて、結局誰かが一人つっぱしって決めていかないと、その当時のちびくろっていうのは運営できない状態、だった。っていうのが、自分で部長やってみてわかって。で、私がその時に、自分のそういう、みんなで決めたいっていう、考え方の他にまさとよにものすごく反発心があったから(笑)まさとよと同じ事はしたくないとか思ってて、で、なんか、それーが、こう、「まさとよと同じ事はしたくない」て気持ちが突っ走り過ぎて、私が夏の図教やった時はこう、ほんとにグチャグチャで終わっちゃって、で、あたし自身が凄い後悔を残してて、で、その状態のまま、終わるのが嫌だ、っていう気持ちになった時に、じゃあどうしようかなーって考えたら、「やっぱり私が楽しまなきゃ、みんながついてこないのかな」て思って、春の図教の時、私が「一人で突っ走り計画」を、芸祭の後くらいから考えはじめて、そんで、春の図教の話し合い始まったぐらいになったら、みんなが、それに喰いついて来たっていう、結局わたしが突っ走った事で少しまとまりができた、かな、っていう。その時感じたのね。
タ: うりちゃんは五代前の部長なんだ。…
う: もう、五代になる?(笑)
タ: ゴルちゃんがいて、さくらがいて、サスーンがいて、みぞれがいて、
う: わたし。
ま: 五代っていうと、凄いな。…で、うりちゃんの考える(ココ)の魅力ってのは?
う: わたし…は
ま: 酒!
う: (笑)違うっ。なんかね〜、普段東京に、居たらできない生活が、あるわけじゃない、岩間に来たら。んで、岩間に居たら、何やってもいいんだみたいな
タ: そんな事はないんだけど(困)

一同爆笑
ま: そうなんだけど、(うりちゃんの言う事も)そうだよね。火を炊いていいんだもんね。
う: まず、その解放感が魅力。…私にとって。で、岩間で好き放題やった分、東京で生活をしていくっていう…。
タ: ここで、垢を流して下さい……
ま: そんな感じですか〜?
う: そんな感じですね。
ま: 次は、かんた。なんでもいいよ。言葉になんなくても…、
か: え〜。
ま: この人、昔さ、ちびくろの(活動の)企画書をさ、学校(ムサビ)に提出するのにさ、『今回の活動の内容、目的』のところに「とにかく楽しむ」って書いたからね(笑)学校に提出するのにさ〜、かんたに任せたのが間違いだった。
か: え〜、…う〜ん。う〜〜ん。…なに……、………………ウーン。…なんだろ、っう〜〜〜ん!ッココだけ?ココだけで?
ま: いや、ま、分校、ちびくろも含めて。おもしろいと思ったところ。
か: ……うっ…、えっ!ふぇ〜ん、これ〜。
ま: みんな、ちょっと我慢してね。なんでもいいよお。
か: あ"〜〜ん〜、遊んでたらきっとでるんだろうけど、なんか、今は…うーん。
ま: ん、じゃ、興味ある人は(直接かんたに)あとで聞いて、じゃ、次、あべさん、お願いします。
あ: え〜、魅力?あ〜、っと、ちょっと頭がクラクラして。(※バーベキューの煙で空気薄いです)えっと〜。やっぱ、自分が一年目の時が〜、その、うりちゃんが部長の時で〜。なんか。ちっと、今年の事は全然ノータッチなんで、わからないんですが。。。その当時、やっぱり、一年生とか二年生の新しい人が凄いいっぱいいて、ほとんど新しい人ばっかりで〜、ある意味、なんだろ、こう、その、厳し、、キツかった、のね〜なんか、きまりっていうか、そういうものも今より厳しかったし、
う: わたしもガミガミ言ってたし…(笑)
あ: でもやっぱりなんか、そういう人、厳しい中で、みんなで、子供と学生と一体感が、あって、やるってのが、凄い、私が一年生の時に、衝撃を受けて、それから、まあ、(ちびに)来ない時とかもあったけど、ずっと、四年まで来たんだけど。んとー、去年までの事でいうと、なんか、そういう事が、なんか、形式的に、「去年もドロプールやったたから、今年もドロプールやろう」とかー。なんかこー、他の班がお泊まりやるから、お泊まりやろうとか。表面的な事だけ受け継がれていくのが、ちょっと、自分のせいでもあるけど、どーかな〜っていうのは、感じて、います。なんか。今、自分が小学校で勤めてて、小学校でもそうなんだけど、どんどんなんか、受け継がれていく事が、すごい、表面的で、「その行事とかをやればいい」みたいな、ところが、あるので、「やっちゃえばいい」みたいな、形式的な。ほんとは、今、私の勤めてるところは、運動会の練習なんだけど、運動会はなんか、こう、クラスとかでまとまりができたり、練習はキツいけど〜、その厳しさの中で、なんか、知らず知らず感じ取って行くんだけど、そういう事がどんどん排除されてて「ただ運動会をやればいい」みたいな、感じになってるのが。
タ: そうなんだ…。
あ: それがね、もう、ちびくろだけじゃなくて、そういう小学校もそうだから、どこもそうなっちゃってるんだけど、すごい表面的にいろんな事が進んで行くのが、…ちょっと、どうなのかな〜って、今年(の図教)は、ちょっと、わたし見てないから、どうなのかわかんないけど。
ま: …と、言うって事は、まだ、ココに可能性を感じるわけですか?
あ: うん、だから、その裏っ側にもうちょっと、ある、なんか裏っ側の所を、「去年もドロプールをやったから今年もドロプールやろう」とかじゃなくってー、そうじゃなくて、なんでドロプールやるのか、「なんで」、っていうか、ドロプールやる事が、…あー上手く言えないや。すいません(笑)
ま: じゃー、分校とちびくろの魅力ーは?
あ: あ、ごめんなさい(笑)
ま: いやいんだよ、それで、内容はわかるよ。
あ: えー分校とちびくろの魅力はねー。なんだろ。
ま: 別に、いい男に会えるわけでもないしさ(笑)
あ: いやいやいや
タ: ブン(なぜか、タイジくんせき払い)
あ: やっぱり、なんかねー、今、みんなできっちり何か一つの事を作るって事がないから、経験として、で、ちびくろって、図教来ちゃうと、初対面の人であろうと、なんであろうが、もう、二週間なり三週間なり、一緒に生活するわけじゃん。そういう事もないし、そういう事を経験するのはすごい、おっきいし、自分が実際、卒業して、まがりなりにも、勤めてみて、そういう経験がすごい活きてるからー。そういうのは魅力だと。
タ: なんかー毎日のように知らない人が来てだな、で、毎日のように知らない人が来るのに、みんな「あ〜なんとかさん!」っていうのが(自分は知らなくて)辛かった。また知らない人だ〜(笑)で、その間を埋めるものは、酔っぱらうしかなくて、毎日酒をのんで、よっぱらって、引っ込みじあんな僕は…。

みんなウケる。
あ: 今、なんか、集団でやろうって事じたい、すく〜ない、感じ…。小学校とかも、その子が楽しめばいい、好きなようにやりなさいみたいな感じで、放し飼いしちゃうから、なかなか、例えば、クラス単位で何かやるっていう経験が、どんどん少なくなるし、そういう経験が出来るって意味では、分校なりちびくろなりってのは面白い…。
ま: 核心をついたね〜。
あ: ついた?
タ: 集団でやる事ってのは〜あれだよね。何か一種「いけないもの」のように扱われるっていうのは
ま: だから、あれ、「個」の時代とかいろいろ言われてるんでしょ。
タ: 「個」っていうのが、何であるかは…
ま: じゃ、次、ナジー。見てて思う事。分校に来るじゃん?ナジーとかが(ちびくろの活動中に)来てくれると、スッゲー嬉しいんだよね。
タ: ナジーの発言はデカいよ。
ナ: あーじゃ…、ちょっと、休憩しません?

一堂、爆笑
タ: ナジー、核心をついた!
ナ: いや、トイレ行きたいな〜と思って。
ま: オーケー、じゃ、休憩!次、ナジーからね。

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